鈴木慎太郎講師が日本アレルギー学会「アレルギー診療の質的向上を目指した教育機会創出プログラム」 の「出前授業による教育の機会創出事業」の事業費助成金を獲得しました

鈴木慎太郎講師が日本アレルギー学会「アレルギー診療の質的向上を目指した教育機会創出プログラム」 の「出前授業による教育の機会創出事業」の事業費助成金を獲得しました

2021年6月4日

日本アレルギー学会は「アレルギー診療の質的向上を目指した教育機会創出プログラム」を「ノバルティスファーマ医学教育助成」をもって立ち上げ、
「出前授業による教育の機会創出事業」の公募を行っていました。

当教室の鈴木慎太郎講師は兼ねてより、シミュレーションソフトウエアを用いて医学生の教育を行ってきました。
この度、同ソフトウエアを用いて主に薬局に勤務する薬剤師を対象にアレルギー・アナフィラキシーの生涯教育を行う計画を策定し、
「出前授業による教育の機会創出事業」に応募した結果、採択された7つの事業のひとつに選出され事業費助成金を獲得しました。

医系総合大学である昭和大学は医学部だけでなく、薬学部、歯学部、保健医療学部など、多職種連携の卒前学修・生涯教育に強みのある教育・研究機関です。
今回の事業は薬学部・倉田なおみ教授と計画を練り、通常の調剤薬局業務に加えて、目の前の患者さんの緊急事態に即座に対応が可能な「病気と戦える強い薬剤師」を育成したいという想いから企画・発案致しました。

折しも、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種を推進するにあたり、医師以外の医療従事者の協力が注目されている状況です。
「打ち手」でなくとも、会場で経過観察を十分に行える、アナフィラキシー発生時にすぐに動ける、臨床現場に強い薬剤師が一人でも多く誕生するように期待しています。(鈴木慎太郎

リンク:
https://www.jsaweb.jp/modules/news_topics/index.php?content_id=570
https://www.jsaweb.jp/modules/award/index.php?content_id=31